あえて時間をかけてつくるから、愛おしい。
みなとみらい東急スクエア店 磯部 美希
- 2018-01-16
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若い時から、ずっと愛せるジュエリー。
ワイレアのジュエリーは、オーダーメイドで佇まいもきちんとしているので、ハードルが高いと感じてしまう方もいらっしゃいます。私も、二十歳で叔母にワイレアに連れられたとき、とても緊張しました。でも実は、若い時からずっと大切にしてほしいジュエリーなんです。例えば、私のお客様で20代前半のカップルがいらっしゃるのですが、初めて店舗にお越しいただいたのはまだ学生の時でした。お声がけしたらとってもシャイ。でも、ハワイアンジュエリーのお話をしていくうちに魅力に気づいていただき、会話も膨らみましたね。今では記念日やお祝いのたびにお揃いでジュエリーをつくられたり、お互いにプレゼントしあったりされていて。その度に「次は何をつくりたい?」と笑いあっている姿を見ると、私まで嬉しくなりますね。
一つだけではなく、想いを重ねながら集めていきたい。
若いカップルのお客様もそうなのですが、一つだけつくるということがほとんどないのがワイレアの特徴です。私も最初に購入したピンキーリングがきっかけとなって、ワイレアのジュエリーをもっとつくりたいと思いました。それは、一つ想いを込めてつくったジュエリーをもとに、「次は何をコーディネートしてみようかな」とか、「同じ柄で大切な人にプレゼントしてみよう」など、わくわくするアイディアが次々と生まれてくるからだと思います。ここまで飽きがこないジュエリーは、きっと他にないですよ。
星の数ほどあるデザインから、自分だけのものを見つけて。
オーダーって難しいのでは?と構えてしまうお客様も多くいらっしゃいます。でも、手間をかけて選んでいくのが、ワイレアでつくる醍醐味だと思うんです。オーダーできる幅はほんとに広くて、ジュエリーのデザインが星の数ほどあります。自分だけのデザインを選んだら、職人の手によって最高にかっこいい、綺麗な形で仕上がってくるので、心から信頼できます。あと私は、誰かのためにジュエリーをつくるのもとても好きです。自分のデザインを考えるのと、「相手にどんな想いを届けたいか?」が出発点となってデザインを考えるのは、全く違う楽しみがあるんです。世界に一つしかないプレゼントが出来上がるので、おすすめですよ。
祖父母を身近に感じられるバングルが宝物。
私のコレクションの中でも、自分の想いを細部まで込められたのが、祖父母をイメージしてつくったバングルかもしれません。祖父母は温かく、そっと見守ってくれる存在なので、カラーは優しいピンクゴールドを選んで、彫りのぬくもりが際立つように、柄は波だけにしてみました。そして裏文字は、ハワイ語で二人の口癖を入れています。口癖の内容は、秘密ですけどね(笑)。必ずしも近くにいられないので、二人の存在を常に感じるためにこのバングルをつけています。
ジュエリーのコーディネートは、発見だらけです。
私もまだコーディネートを研究中なので、先輩やお客様からヒントをいただくことが多いです。例えば、はじめてつくったリングがピンクゴールドだったので、先輩から「次は色味が合わせやすい、ホワイトゴールドがいいんじゃない?」とアドバイスをいただき、重ねてつけられるリングをつくってみました。あとチェーンがお好きなお客様がいらっしゃるのですが、真似をして、ペンダントヘッド一つにピンクとイエローゴールドのチェーンを重ねづけしてみました。カラーを変えて楽しむのも、意外とできるんだな!って。ぜひ、スタッフや他のワイレアユーザーを参考に、自分だけのスタイルを見つけてみてくださいね。
時間をかけてつくるから、一生ものになる。
私にとってワイレアのジュエリーは、毎日欠かさず身につけるお守りです。祖父母をイメージしたバングルのように、見るたびに安心感をもらったり、背中を押してもらえる存在になるほど、ものすごいパワーのあるもの。今の時代、多くのものはすぐに買って、すぐに手に入りますよね。でもハワイアンジュエリーは心を込めてオーダーして、数ヶ月待って、やっときた!という楽しみや嬉しさがあります。時代に相反しているかもしれませんが、これこそがワイレアの魅力だと思うんです。想いを込めて、時間をかけてつくるから、ずっと大切にしたい宝物が生まれてきます。