オーダーの時間こそ、大切な思い出であってほしい。

元町本店 和久井 香

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オーダー時間が長いのには、理由があります。

心を込めてデザインを選ぶ時間から、手元に届くまで、すべての工程に気持ちが入っているあたたかいジュエリーです。既製品のジュエリーだと、悩んでも30分だと思います。でもワイレアではどんな想いを込めたいか、どんなデザインに仕上げたいかをじっくり考えていくので、オーダーする時間がとても濃いんです。その時間を噛み締めてほしいと、私は思っています。心から満足できるジュエリーに仕上げてほしいから、後悔が一切ないように、精一杯お答えしています。

裏文字に、大切な想いを込めてほしい。

「裏文字は入れなくていいです」とお客様がおっしゃることがありますが、本来、ハワイでは裏文字に一番大切な想いや願いを込めるんです。そうおっしゃる時は、お客様のご意見に従わず「いやいや、裏文字にこそこだわってください!」とお伝えしますね(笑)。あなたにとって大切な言葉を彫ることで、そのジュエリーの意味がさらに深まると思うからです。

自分へのエールも刻みこめる。

はじめてつくったリングの裏には“Lino Minoaka(輝く微笑み)”という文字を彫っていて、見るたびに「キラキラしよう!」という気持ちになります。仕事で悩んでいた時期に、自分へのエールとしてつくったジュエリーには、同じ元町本店で働く大野が選んだ“Mahalo(感謝)”という言葉を刻んで、「常に感謝の気持ちを忘れずに」という想いを込めました。オーダーした時に思っていたこと、願っていたことが、よみがえりますね。

ジュエリーをこえて、お客様を支えるお守りに。

ワイレアを長年ご愛用いただいているお客様が、体調を崩された時に「頑張りたいからバングルをつくる」とおっしゃってくださって、一緒にゆっくり時間をかけて、お気持ちを聞きながらモチーフや文字を選んでいきました。ワイレアはただのジュエリーではないことに、気づいた瞬間ですね。大変な時に、そのジュエリーが少しでもお客様の支えになったらいいな、という祈りを込めました。今では、すっかりご体調が良くなられたようで。元町付近に住まわれているので、お店にまでお越しいただくことがあります。元気な姿を見ると、私までハッピーな気持ちになっちゃいます!

自分にぴったりあう“スタイル”が見つかるはず。

実は入社するまで、ずっとピンクゴールドのジュエリーに憧れていたんです。でも肌に当ててみると、あれ?ちょっと違うかも、と思いました。肌が焼けているので、実はすっきりとしたグリーンやイエローゴールドの方が合うんですよね。お客様にも、よくおすすめする組み合わせです。あと私のジュエリーは、一つ一つのジュエリーの表に違う柄を彫っています。一見、統一感がないように聞こえるかもしれませんが、実際につけてみるとそんなことはないですよ。いろんな“意味”を込められるので、毎回選ぶのが楽しいです!

シンプルに、上品に着こなしてほしい。

ハワイアンジュエリーはカジュアルなイメージがありますが、実は最近、友達の結婚式につけていきました。シンプルなドレスに、細めのアイテムをワンポイントでいれたら、とても上品だったんです。自分が日常でつける中で発見することから、お客様に提案することが多いですね。次は何を買ってみよう?どんなジュエリーや服と組み合わせよう?と常に考えられるのも、ハワイアンジュエリーの魅力だと思います。

ちょっとそこまでも、必ずつけていくジュエリー。

ワイレアは、ジュエリーというよりは、体の一部です。つけている重みを感じると、安心するんですよね。ちょっとそこまで出かけるとしても、必ずつけていきます。好きなものなので、見てウキウキしますし、自分もキラキラしなきゃ!と身が引き締まります。お客様にとってもワイレアのジュエリーがそんな存在になるように、私たちスタッフも、頑張り続けないと。

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